内視鏡室
診療内容・特色など
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)、内視鏡的逆行性胆道膵管造影検査(ERCP)、超音波内視鏡検査(EUS)、小腸・大腸カプセル内視鏡、内視鏡的粘膜下層剥離術等全ての内視鏡治療が可能です。
内視鏡室
安全への取組
- リストバンドで患者確認を行い、患者間違いを防止しています。
- 内視鏡は洗浄・消毒ガイドラインに則って消毒しています。コンピューターで洗浄記録を管理し、内視鏡感染防止に努めています。
- 心疾患や脳血管障害のために抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を服用中の患者さまの生検については、原則は休薬なしで生検しますが、服用を継続して生検した場合の出血リスクと休薬することによる血栓症発生のリスクを考慮して決定します。
やさしい内視鏡
- 鎮静下での内視鏡検査や、経鼻内視鏡検査を導入しています。
- 鎮静下の内視鏡検査後は新たに新設したリカバリー室で休んでいただきます。
- 炭酸ガス送気装置を導入しており、腹部の膨満感が軽減され安全で安楽な検査が受けていただけます。
リカバリー室
緊急内視鏡検査
夜間・休日も内視鏡医は24時間オンコール体制をとっており常に内視鏡検査を行うことが可能です。
その他の特徴
- 小腸病変の疑われる全症例に対してカプセル内視鏡検査が保険適応になりました。当院はカプセル内視鏡・ダブルバルーン内視鏡を常設しており、小腸病変に対する診断や内視鏡治療が可能です。
- 内視鏡レポートは電子カルテと連動しておりファイリングシステムで管理しています。
予約
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)の予約は、近隣の医院・診療所・病院などを通じて、可能です。
また当院へ直接来院された患者さまで当日絶食にて来院された場合、当日の検査枠に余裕があるか、担当医が緊急性を認めた場合には当日に検査を施行します。
検査・治療件数
2023年度
- 内視鏡的胃粘膜切除術(EMR)
- 10例
- 内視鏡的胃粘膜下層切開剥離術(ESD)
- 44例
- 食道静脈瘤の内視鏡治療(EVL、EIS)
- 16例
- 内視鏡的大腸ポリープ切除術
- 882例
- 胃瘻造設術(PEG)
- 28例
- 内視鏡的止血術
- 67例
スタッフ
- 日本消化器内視鏡学会指導医 2名、専門医 8名、ほか 4名
- 日本消化器内視鏡学会内視鏡技師免許取得看護師 8名