腹膜透析(CAPD)外来

腹膜透析外来について

腹膜透析は、すべての透析患者さまの約3~4%と決して多い治療法ではありません。1つには、ご自分の腹膜を利用した透析であるため、交換ができないため、永遠にできる治療ではないことがあります。しかし、透析療法の改善から最近では7~8年継続できるようになってきました。そのあとは、血液透析などに移行する必要があります。

もう1つには、腹膜透析に対応できる医療機関がまだ少ないことがあります。当院では、古くから腹膜透析に対応してきており、また積極的に近隣の医療機関と連携を密にし、その普及に努めています。

相談内容

  • 腹膜透析を始められた方
  • 透析が必要と言われたが、腹膜透析を考えてみたい方(腎代替療法選択外来)
  • 腎代替療法選択外来を受けて、実際の腹膜透析を見学したい方
  • 血液透析を受けているが、自分は腹膜透析ができないか聞いてみたい方

実施内容

通常の腹膜透析患者さまの2週間に1回の定期受診外来です。採血やレントゲン、腹膜透液の性状をチェックします。半年に1回はチューブを交換します。年に1回は透析効率もチェックします。

外来では、出口部の感染がないかもチェックしています。適正な透析ができているか、体重はコントロールできているか、食事内容は問題ないかお聞きします。

専門クリニック担当医師からのメッセージ

当院では、当科で手術も行いますので、具体的な手術のお話しもできます。まだまだ情報が少ないため、初めて聞いたといわれる方も少なくありません。もっと腹膜透析が選択できる患者さまはおられると思いますので、ご相談ください。

診察について

毎週 火曜日13時00分(完全予約制)

受診予約について

受診方法・相談窓口

専門クリニックは予約制です。
受診をご希望の際はかかりつけ医にご相談ください。
ご不明な点がございましたら、受診相談(06-6992-1231:代表)へご連絡ください。

医療機関向けの相談窓口