お知らせ
2026年7月「腹部ヘルニアセンター(院内標榜)」 を開設しました
パナソニック健康保険組合 松下記念病院(大阪府守口市)は、地域の医療ニーズに応えるべく
2026年7月より「腹部ヘルニアセンター」を開設いたしました。
腹部ヘルニアセンターでは、①鼠径(そけい)ヘルニア、②腹壁瘢痕(はんこん)ヘルニア、③臍(へそ)ヘルニア等を取り扱っております。
特に「鼠径ヘルニア」は、成人の3~4人に1人が発症すると言われており、鼠径ヘルニアをはじめとする腹部ヘルニアは自然に治癒することがないため、放置して重篤な状態にならないよう、また術後もきちんと社会復帰ができるよう質の高い医療を提供いたします。

1.開設の背景と目的
いわゆる「脱腸」として知られる鼠径ヘルニアなどの腹部ヘルニアは、加齢による筋肉や筋膜の衰え、腹圧の上昇などが原因で、中高年男性を中心に日常的に多く見られる疾患です。これらは自然に治癒することはなく、進行すると飛び出した腸が戻らなくなる「嵌頓(かんとん)」という状態に陥るリスクがあります。嵌頓を放置すると数時間で腸管が壊死し、命に関わる重篤な状態を招くため、早期の正確な診断と適切な手術治療が不可欠です。
当院ではこれまでも、傷口が小さく低侵襲な「腹腔鏡下手術」を積極的に行ってまいりましたが、患者さまがより「早期に、安心して、納得して」手術に臨める環境を整えるべく、このたび専門センターを開設いたしました。
2.対象となる疾患
鼠径ヘルニア(外鼠径・内鼠径・大腿ヘルニアを含む)
足の付け根(鼠径部)に起こるヘルニアで、主に中高年の男性に多く見られます。筋肉や筋膜の弱くなった部分から腸が飛び出し、立ったときや力んだときにふくらみが現れるのが特徴です。自然に治ることはなく、放置すると嵌頓(かんとん)を起こす危険があります。
腹壁瘢痕ヘルニア
過去の手術でお腹を切った部分(手術創)が弱くなり、そのすき間から内臓が飛び出すタイプのヘルニアです。手術後しばらくしてから発症することがあり、傷跡の膨らみとして気づかれることが多いです。
臍ヘルニア
おへその部分にできるヘルニアです。子どもに多い印象がありますが、大人でも加齢や肥満、妊娠などが原因で発症することがあります。おへそがふくらむのが特徴で、軽症の場合もありますが、放置すると症状が進行することがあります。

3.腹部ヘルニアセンターの3つの強み(特長)
① お腹の傷口が小さく術後の痛みが少ない「ロボット支援手術(ダヴィンチ)」や「腹腔鏡手術」にて対応 (※公的医療保険の適用対象)
当院では、お腹の傷口が小さく術後の痛みが少ない「低侵襲(ていしんしゅう)手術」を第一選択として「ロボット支援下手術(ダヴィンチ)」を導入しております。高精細な3D画像と手首のように自在に動く多関節鉗子を用いることで、より精密で出血が少なく、再発率の低い確実な手術を提供いたします。
② 患者さま一人ひとりに合わせた「オーダーメイド治療」
ヘルニアの種類や大きさだけでなく、患者さんのご年齢、ライフスタイル、過去の手術歴、持病などを総合的に考慮します。豊富な術式の中から、最も安全で最適な治療計画を専門医がご提案します。
③ 総合病院の強みを活かした安全な「チーム医療」
万が一、持病(高血圧や糖尿病など)がある場合でも、医師、看護師、臨床工学技士、理学療法士など強固なチームが他科と緊密に連携し、万全の安全管理体制で手術を行います。
4.診療受付および相談窓口
| 専門外来日 | 毎週木曜日(※木曜日以外でも一般外科外来にて随時受診いただけます) |
|---|---|
| 受診方法 | ヘルニア外来は予約制です。原則としてかかりつけ医からの紹介状をご持参の上、事前にご予約ください。 |
報道関係の方からのお問い合わせ先
松下記念病院 経営企画室 広報担当:清水
代表TEL:06-6992-1231
受付時間:平日(月~金) 8:30~17:00
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