患者支援連携センターについて

ごあいさつ

令和2年8月、当院の患者支援連携センターは大きく生まれ変わりました。地域医療連携・入退院支援・患者さま相談・医師事務作業補助の4部門から成る総勢60名の巨大チームです。

その特徴は、多職種協働と緊密な連携から生み出される一体的な取り組みです。迅速かつ的確な対応に加えて、柔軟性と丁寧さ、満足いくホスピタリティ・マインドを忘れません。

当院は地域を支え、そして地域に支えられ、まさに地域に根差した病院です。多くの方に当院を選んでいただけるよう一層の努力を重ねてまいります。

これからも松下記念病院をどうぞよろしくお願いいたします。

患者支援連携センター センター長 川﨑 達也

患者支援連携センターについて

業務内容

地域医療機関からの受診・検査予約、各種問い合わせに対応する「地域医療連携業務」と、患者さまが安心して当院での療養を続けることができるよう説明・相談に対応させていただく「入退院支援業務」、「医療福祉相談業務」を集結させた部門です。患者さまサービスの一層の充実と地域医療連携の強化に向け取り組んでいます。

診療予約調整ご案内

紹介状をお持ちの患者さま(予約あり)

地域医療機関(かかりつけ医)から予約を取られている患者さまは、予約通知書と紹介状を持参のうえ、病院1階の総合案内にお越しください。紹介患者さま受付にて受診方法について詳細に説明し、手続きをお手伝いします。その後スタッフが診療科までご案内いたします。

紹介状をお持ちの患者さま(予約なし)

当院では予約患者さまを優先に診療しています。出来るだけ医療機関にて予約を取り、受診されることをお勧めします。

予約がない場合、待ち時間が発生することがありますのでご了承ください。当日受診受付は午後12時(小児科11時30分)までとなっています。時間内にご来院ください。

地域医療連携業務

地域医療機関からの受診予約・紹介窓口となっています。ご紹介いただいた患者さまに、安心して受診していただくこと、先生方とのスムーズな連絡・連携の窓口としての役割を果たすことを目的に取り組んでいます。また、当院での治療が終了し病状が安定した患者さまには、地域医療機関の先生方のもとで治療をしていただけるよう、「逆紹介」を推進しています。

紹介実績

入退院支援業務

当院での入院療養が必要とされる患者さまが、安心して治療に専念できるように入院前の外来通院時より関連する専門職種と協力して患者さまに関わり、在宅療養への早期回復をめざします。また退院後、安心して療養が続けられるよう早期より支援、調整を行います。

入退院支援

退院調整看護師より

入院に際し患者さまの生活情報を聴取し、入院生活に対する不安や心配事、要望をお聞きしています。また、治療・処置について丁寧にわかりやすく説明することで不安なく入院生活に移行できるように係わっています。患者さまの意思決定支援に介入し、関係職種との調整を図り早期から退院後の療養生活に向けて支援をしています。

医療ソーシャルワーカー(MSW)より

在宅で安心して生活していただくための社会資源活用の提案や、関係機関との調整を行います。また、急性期治療を終えられた患者さまの転院や施設入所などの調整をご本人・ご家族の意向を大切にしながらお手伝いします。

薬剤師より

薬剤師の主な役割として、薬剤アレルギー情報の収集、サプリメントを含む常用薬の確認、周術期への対応、持参薬の説明を担っています。患者さまが入院前から退院後まで、安全で適正な薬物療法を受けることができるよう支援しています。

管理栄養士より

ご自宅での食事摂取状態を確認して、食欲不振が見られるときには食事内容のアドバイスや栄養補助食品のご紹介により、栄養状態を良くできるよう支援します。また入院前の食物アレルギー確認により、入院中の安心・安全な食事提供につなげます。入院中は病棟担当栄養士が入院前の情報を元に、適切な栄養管理を行います。

歯科衛生士より

私たち歯科衛生士は、お口の中を清潔に保つことで、周術期に起こる誤嚥性肺炎などの合併症を予防します。また、化学療法による口内炎などの副作用が軽減されるようお手伝いしています。

認定看護師より

病気の診断・告知・治療に対する不安な思いを傾聴し、治療選択の意思決定支援、専門的なケアの提供を行いながら、患者さまやご家族が安心して治療を受けられるよう支援しています。

相談窓口

病気になると、これまで思ったこともないような問題が起こります。患者支援連携センターでは患者さまの疑問や不安を解消し、安心して療養ができるよう、また急性期治療が終了された後、療養目的の治療に移る患者さまへの支援、退院に向けた在宅サービスの調整など、多職種と連携を取りながら退院支援に取り組んでいます。患者支援連携センターに相談窓口を一元化することで、専門スタッフが迅速に対応いたします。

医療福祉相談(医療ソーシャルワーカー5名)

入院生活やご自宅での療養上の問題やご不安について、また虐待を含むさまざまな問題に対してのご相談をお受けしています。

利用できる福祉サービスや公的制度のご説明や手続きのご提示、また適切な相談窓口のご紹介などを行います。また当院における急性期治療が終了した際にメディカルスタッフや在宅関係機関との連携をはかりながら患者さまやご家族の状況に応じた退院支援にも取り組んでいます。

医療福祉相談のお問い合わせはこちら

療養相談

患者さまの症状をお聞きして受診科の判断や救急トリアージを行います。療養に際し、治療上のご相談やお悩みなどについて、解決できるよう色々なお手伝いをさせていただきます。

よろず相談

患者さまやそのご家族からのご相談や苦情に適切に対応し、医療の安全と信頼を高め患者サービスの向上を図るための相談窓口です。

医療安全相談

日常の診療などで発生する様々な対立に、中立的な立場で患者さまと医療者の対話促進を支援し、関係再構築に努めています。

がん相談(がん専門相談員2名)

大阪府がん診療拠点病院として、がんに関する情報を提供し、がんにまつわる悩みや経済的な心配、治療をどのようにすればよいか迷っているなど、様々な問題を一緒に考えます。

がん相談支援室の詳しいページはこちら

お問い合わせ先

松下記念病院 患者支援連携センター
〒570-8540 守口市外島町5-55
代表TEL:06-6992-1231(内線:3195)
【相談受付時間】
平日 月~金 8:30~16:45

外来受付時間・診療時間

患者支援連携センター施設案内

地域の先生方に利用していただく応接室、また患者さまへのサービスを考え受付カウンターと相談コーナーを設置しています。ご利用・見学を希望する際には、患者支援連携センターにご連絡ください。