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お知らせ

「JMECC」を開催しました。

2月23日、内科系の専攻医と研修医を対象にJMECC(日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)を当院で開催しました。
昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となりましたので、今回は二年ぶりの開催となりました。

JMECCとは、Japanese Medical Emergency Care Courseの略であり、心停止時のみならず緊急を要する急病患者に対応できるよう、日本救急医学会策定の「ICLS」を基礎に日本内科学会独自の「内科救急」をプログラムに導入した講習会です。
この講習会はシミュレーション訓練が中心で、心肺蘇生のみならず重篤な急性疾患や病態悪化に適切に対応するための基礎を学びます。

今回は、京都府立医科大学の救急・災害医療システム学講師の山畑佳篤先生にディレクター、当院内科専門研修プログラム責任者の鎌田和浩先生にインストラクターを務めていただき、当院の専攻医4名と研修医2名に対して熱心にご指導いただきました。

当日受講した専攻医・研修医はICLSに加え、内科救急疾患への初期対応に関する手技を学ぶことができ、とても有意義な研修となりました。

当院では内科専門研修プログラムの基幹施設としてJMECCを年に1回は必ず開催し、専攻医・研修医が積極的に研修に参加できるよう今後も支援を行ってまいります。

休みの日にも関わらず専攻医・研修医のために真剣にご指導いただいたディレクター、インストラクター、アシスタントの皆様、本当にありがとうございました!