9月「補聴器」12月「認知症」はーとぴあ健康講座開催!
こんにちは!理学療法士の布澤です。
2024年9月21日に「補聴器」、12月7日に「認知症」について守口文化センター3階研修室で健康講座を開催しました。
9月21日はパナソニックエイジフリー 伊藤様にご協力いただき、「聞こえ・補聴器~難聴と健康~」についての講義を聞いて頂きました。身近ながらも、詳しく話を聞く機会が少ない耳の仕組みや難聴について説明頂きました。実際に、難聴の方がどのような聞こえ方をしているのか、音声を使って体験させて頂きました。また、難聴と認知症の密接な関係についても説明頂きました。
補聴器の会は18人の皆様に参加頂き、皆様の関心の深さを知ることができました。
「仕事上で聞こえにくくなっている方が多く、興味のある内容だったので参加しました。面白い話の内容で参加して良かった。仕事に活かせます!」などの感想を頂きました。
12月7日は松田介護福祉士による「認知症ケアの基礎知識を学ぼう」と布澤理学療法士による「認知症予防について」お話しました。
まず初めに、認知症についての基本的な知識について実体験を交えてお話しました。認知症の中核症状や行動・心理症状についての説明を聞き、実際に認知症の方への関わり方を学ぶことができました。参加者の方々も、熱心に話を聞いておられました。
後半は、認知症予防について「聞こえ」「健口」「貯筋」の3つのキーワードでお話しました。聞こえと認知症の関係性や、口の状態が及ぼす認知症への影響、運動の必要性についてお伝えしました。
参加者の方々の多くは耳鼻咽喉科や歯科に行かれている方がほとんどで、予防についての意識を高く持たれているように感じました。
今回、42名の方に参加頂き、皆様の認知症に対する興味の高さを伺えました。
参加者の方々から「わかりやすいお話でした。少し認識が深まりました。私自身がもしこのような講義を受けていれば、母の状態を理解して、接し方や心の持ち方が違っていただろうと思う。」などのご意見を頂きました。
次回、2025年3月14日に松下記念病院で「最期まで食べる楽しみを忘れない」と題して、噛むことの大切さや最期まで美味しく食べるために必要なことなどをお話します。