初期臨床研修プログラム
研修医メッセージ

積木 勇人
(初期研修医2年目)

松下記念病院の魅力

当院の魅力は、中規模病院ながら診療科・先生の数が多く、様々な症例や手技を経験できることです。

また、指導医の先生は相談しやすい方ばかりで、研修中の診療科以外であっても快くご指摘してくださいます。自身が初めて経験する手技・症例でも、十分な指導下で担当させてもらえるため、不安にならずに集中して取り組むことが出来ます

また、その後も力量に合わせた範囲で治療を担当させてもらえるので、着実な成長が見込めます。ジェネラルに知識を付けたい研修医にとって、とても良い研修環境だと思います。

研修中の感想

振り返れば、あっという間の1年でした。慣れない研修で戸惑うこともありますが、研修医へのサポートが手厚いので楽しく研修できています。

例えば、研修内容は病棟や外来だけでなく、心電図・エコーなどの勉強会、症例報告会など、研修医の希望に応じて丁寧に指導してもらえます。ご指導のおかげで、今年度は心電図検定取得や学会発表など精力的に活動できました。

2023年度から気管挿管・PICC挿入・腹腔鏡操作などの練習器具を揃えたトレーニング室が拡充されました。また、4病院合同のシミュレーション研修も毎年開催されます。

整った環境下で手技の練習ができるだけでなく、同期と切磋琢磨しながら医学へのモチベーション向上に繋げることが出来るとても良い機会でした。

大事にしていることと今後のキャリアプラン

実地でしか学べない経験は沢山あると考えているので、先生から声をかけて頂いたら必ず行くようにしています。そういった一つ一つの機会を大事に遂行していると、珍しい症例を担当させてもらえる機会も増え、自身の成長に繋がっているのではないかと思います。

加えて、病棟や外来に足を運び、患者様と多く接するようにしています。研修医が数少ない上級医の先生方に劣らない部分として、患者様との距離の近さが挙げられると思います。細かく診察することで知識・経験の少なさをカバーし、また新たな発見を得たいと考えながら診察に臨んでいます。

今後は、当院でも専攻医として勤務し、総合的かつ専門性ある医師を目指します。これから入社される研修医の皆さんと一緒に働く機会を楽しみにしています。

オフタイムの過ごし方

休日にはバスケ・油絵をしています。 当院では福利厚生として月に数回のバスケ・フットサル交流会、年一回の文化フェスティバルが開催されています。

私もその中のバスケ会に参加し、また文化フェスティバルには油絵を出展しています。 適度な運動や趣味の時間は良い気分転換になりますし、他科の方々との勤務中の円滑なコミュニケーションにも繋がっていると感じています。

医学生にひとこと

自分の学生時は新型コロナ感染症への規制が特に厳しく、病院見学の機会が限られていました。病院への出願数を絞る同期も多かったと記憶しています。 最近は感染対策も緩和され、病院見学などで生の声を聞ける頻度が増えてきました。医学生の皆さんは、ぜひ色々な病院へ足を運び、自分に合う環境だと感じる病院を選んで欲しいです。

当院も病院見学の受け入れ人数を徐々に増やしているので、ぜひ一度見学に来てください。もし当院を選んで下さったら、一緒に楽しく働きましょう。皆さんの研修生活が実りあるものになるよう、私含め全員でサポートします。