内科専門研修プログラム
専攻医メッセージ

西條 優斗
(糖尿病・内分泌内科/専攻医1年目)

松下記念病院の魅力

何といっても各科の垣根がないことです。病院の規模が大きすぎることも小さすぎることもないため、自分の手には負えないことがあっても気軽に相談できる相手がいます。
同様の理由で、症例に関してもcommon diseaseはもちろん珍しい疾患までまんべんなく経験することができます。

また、大阪の中心部まで15分程度と利便性が比較的高い立地条件や、広くて安い社宅を提供していること、学会参加の補助が充実していることなど、研修生活を豊かにするサポート体制も魅力として挙げたい点です。

研修中の感想

私は糖尿病・内分泌内科の専攻医として勤務しております。上級医の先生の手厚い指導を受けながら、目の前の患者さんと向き合い、最善の治療方針を導き出すべく奮闘する毎日です。
専門科だけでなく、一般内科の症例も経験できるため、内科の医師として要求される知識やスキルが身に付けられる環境です。新専門医制度が開始した昨今の事情を踏まえると、恵まれた環境であるのは間違いありません。
医師としてのキャリアは浅く未熟な面が多々ある中、自身の科の先生をはじめ、他科の先生にも支えられて勉強ができる現状にとても感謝しています。

大事にしていることと今後のキャリアプラン

最も大事にしていることは患者さんとのコミュニケーションです。患者さんとの信頼関係を築くことでスムーズに診療ができるからです。
もう一つ大事にしていることは、オン・オフの切り替えです。休みの日にしっかりリフレッシュして、全力で診療に臨めるように“調整”するのも仕事の一部だと個人的には考えています。
キャリアプランとしては、日常の診療で生まれる数々の疑問を基に研究をすると同時に、研究の成果を日常の診療へ還元できるような手助けができたらと考えています。

オフタイムの過ごし方

ドライブや旅行、写真撮影が趣味であり、隙あらばどこかへ出かけていることが多いです。
また、上司の先生や友人とお酒を飲んで談笑して気分転換をすることもあります。疲れてどうしようもない時は、ひたすら眠るのも有意義なオフタイムの過ごし方かもしれません。

研修医にひとこと

皆さんの中にはすでに進路が固まっている方もいれば、まだ迷っている方もいらっしゃることでしょう。
研修医の間は、実にいろんなことが経験できるチャンスが多いです。どんな経験も何らかの形で後々活きてきます。
「自分は〇〇科に進むから、これは関係ないや」という姿勢よりは、何事にも興味をもって研修に取り組むほうがいいかもしれません。
辛いこともたくさん経験する時期ではあると思いますが、皆さんの研修が有意義なものになるよう願っています。